聴きどころはココ
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このアルバムは、1781年に出版されたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(全6曲)の前半3曲を、 1815年頃プレイエル社がフルート用に編曲して出版した楽譜を用い録音したもので、この版による初の録音。作曲家であったプレイエル自身が行なったと思われる編曲は、ピアノは原曲のまま、ヴァイオリンがフルート向きに書き改められているが、原曲の気品と流麗さを損なうことのない優れたものである。
演奏はイタリアを代表する2人の名手。ガッゼローニの豊麗でまろやかなフルートと、カニーノの明確かつ繊細なピアノが、モーツァルト音楽の魅力を余すところなく伝えている。 - 曲目
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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
フルート・ソナタ ヘ長調 K.376(374d)
[1] I. Allegro
[2] II. Andante
[3] III. Rondo, Allegretto Grazioso
フルート・ソナタ ハ長調 K.296
[4] I. Allegro vivace
[5] II. Andante sostenuto
[6] III. Rondo. Allegro
フルート・ソナタ ヘ長調 K.377(374e)
[7] I. Allegro
[8] II. Andante
[9] III. Tempo di, Menuetto - 演奏者
- セヴェリーノ・ガッゼローニ(フルート)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
- 録音
- 1977年11月3日,4日/入間市市民会館(埼玉)
- パッケージ構成
- ケース:1
簡易ブックレット:1
DVD-ROM(使用許諾契約、音楽データ、ブックレット、ジャケット・イメージ):1 - ご注意
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